JALは、有望なスタートアップ企業への投資を行うCVC(コーポレート・ベンチャーキャピタルファンド)「Japan Airlines Innovation Fund」を通じて、シームレスな移動・輸送の実現への貢献が期待される次世代モビリティに関連する企業へ出資したと発表した。

今回、次世代モビリティに関連する企業である、「Volocopter(ドイツ)」、「Bestmile(スイス)」、「FetchRobotics(米国)」へ出資。


【イメージ図】Volocopter社 eVTOL / Bestmile社 配車管理システム / Fetch Robotics社 自動運搬ロボット

加えて、当該領域の拡大に向けて2020年1月にJAL内で新設した専門組織による支援を通し、各社の持つ最先端技術やビジネスモデルとの連携を深めるという。これに伴い、これまで以上にスピード感のある価値創造の実現を図るという。

同社は、今後、次世代モビリティ関連企業のほか、国内外のさまざまな領域のスタートアップ企業への出資、連携・共創をより一層推進するとのこと。

また、産業と技術革新の基盤の構築や、災害対応や医療などの分野での地域の課題解決などSDGs達成に向けた取り組みを推進するという。