ANAおよびZMP、NAAは、2月27日から28日の間、成田国際空港において、ZMPが開発した「RakuRo(ラクロ)」を活用した自動運転モビリティの実証実験を行うと発表。

同実験は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が助成する「研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップの事業化支援」の一環として実施される。

なお、一般旅客のいる環境において、安全のため係員が帯同する形で関係者のみで実証実験は行われるとのこと。

同社によると空港の広大なエリアや複雑な動線は、家族連れや荷物の多い利用者、遠い搭乗口まで移動が必要な利用者にとって負担になっていたという。

この課題解決に向け、免税店前やレストラン、搭乗口付近など利用者が行きたいところへ簡単な操作で行くことができ、充実した顧客体験を提供するためのサービスとして、自動運転モビリティの活用が期待されているという。

ANAら3社は、同実証実験を通して、空港運営における社会課題の解決、ならびにさらなる旅客サービス向上の実現に向けて取り組むとしている。