四国遍路へシェアサイクルを配備、NECらが連携

四国霊場第二十二番札所白水山平等寺と、シェアサイクルサービス「PiPPA」を展開するオーシャンブルースマートが、阿南市内や小松島市内の四国遍路各所へのシェアサイクル整備事業を開始したことを発表した。

今回のシェアサイクル整備事業では、 初動としておよそ19キロ離れた第十九番札所・立江寺と第二十二番札所・平等寺に計10台の自転車を配備。利用料金は30分あたり150円(税抜)となっており、そのうち、50円が遍路道保全事業へ寄附される。

同サービスは利用状況に応じて今後も札所や遍路道周辺の主要施設(駅や道の駅、遍路宿、ホテルなど)へも拡充予定だ。

また、世界遺産登録の重要な鍵となる受入体制整備、札所や遍路の保全、文化的価値発信の観点からNECソリューションイノベータがデータ分析・提供を実施。魅力発信では訪日外国人向けサイト「Japan OLD」を運営するDMoXとの協働などにより、四国遍路の世界遺産登録の後押しとなることを目指していくという。

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