ソニーと国連プロジェクト・サービス機関(以下、UNOPS)が、イノベーション領域における協業契約を締結したことを発表した。

UNOPSはコペンハーゲンに本部を置く、プロジェクト実施に特化した国連機関。他の国連機関、国際開発金融機関、援助国及び被援助国政府等からの依頼に基づき援助事業のプロジェクト推進を行っている。

今回UNOPSとソニーは、UNOPSのプロジェクトに参画するスタートアップの事業が持続的に成長していけるよう、互いのアセットや知見、ノウハウを活用して支援するために協業を締結。

同協業において、UNOPSとソニーは、UNOPSが募集する持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むスタートアップやテクノロジー企業の選定を共同で実施する。

なお選定に関しては、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(ソニー・スタートアップ・アクセラレーションプログラム:以下、SSAP)」の知見やノウハウを活用する。

選定されたスタートアップや企業は、SSAPを通じて、アイデア創りから商品化、事業運営、販売・事業拡大まで様々な支援を受けることが可能。また、両社はワークショップの共催や相互参加など、さまざまな形で協業を行っていくとのことだ。