メルカリは、今夏より「メルカリ」で売れた商品が発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」の運用を開始することを発表した。

同社は、2015年4月より、独自の配送サービス「らくらくメルカリ便」をヤマト運輸とともに開始。サービス開始後順調に取り扱い件数を拡大し、発送拠点もファミリーマート・セブン-イレブン・オープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」と拡大し、の発送体験向上に努めてきたという。

一方、同社の調査によると出品意向を持つ出品未経験者は多く、その背景には「発送場所が近くにない」といった発送に関する課題が多く、利用者が手軽に発送できるようなサービスに対する要望があることが明らかとなった。

そこで同社は、今夏より「メルカリ」で売れた商品が発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」のサービスを、ヤマト運輸を集荷パートナーとして開始する。全国のドコモショップや「メルペイ」加盟店などを中心に、2023年までに全国5,000か所への設置を目指すという。

また、今後は既存の枠組みにとらわれない顧客体験の創造として、利用者のニーズに合わせ最適な送り方・受取り方の構築なども検討を進めていくとのことだ。