「SEMA(シーマ)」が、新型コロナウイルスの集団感染が確認され、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」へ支援物資の提供を開始したと発表した。
SEMAは、ヤフーをはじめとする民間企業53社および市民団体6団体が加盟している緊急災害対応アライアンス。今回、同クルーズ船の支援にあたり、食料や衛生用品、生活用品、化粧品などを、入院中の乗務員へ届けるとしている。
同アライアンスは、被災者のニーズに沿った物資や数量などの情報を収集したうえで、無駄のない形で提供することを目的に設立された。
クルーズ船には、コロナウイルスの影響で、現在も下船していない乗客や乗務員がいる状況である。そこで、必要な物資と必要な量をあらかじめ調査のうえ選定し、物資提供を行うとしている。