ベネッセホールディングスは、子会社であるベネッセコーポレーションが、日本における包括的業務提携契約を締結しているUdemyに対し、さらなる連携強化のため、5,000万米ドル(約55億円)の出資を行う契約に正式合意したことを発表した。

これにより、ベネッセホールディングスはUdemyにとって唯一の事業会社の株主となる予定だという。

また、この資本提携によりベネッセコーポレーションはUdemyとの日本における共同運営の独占権を取得。更なる連携強化を図るという。なお今後は、Udemyが保有する個人・法人含む社会人の学習履歴データの解析をもとに、講師や企業と連携した社会人向けの新規サービスの開発や、「大学と社会を学びでつなぐ」をコンセプトとしたキャリア支援事業の開発などの事業展開を加速していくとのことだ。

2020年4月には、社会人向けの英語学習サービスを提供するスタディーハッカーが同社グループインする予定でもあり、今回のUdemyとの資本提携は、これに続くリカレント教育領域のサービス提供強化を背景とした取り組みとなる。