博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)が、朝日新聞社と提携。これにより博報堂DYメディアパートナーズが展開する、業種特化型マーケティング・ソリューション「カテゴリーワークス」の機能を強化することを発表した。

「カテゴリーワークス」は、博報堂DYグループのマーケティング・ソリューション群「生活者DATA WORKS」の一つ。博報堂DYグループの「生活者 DMP」と、専門メディアが保有するオーディエンスデータを活用し、市場把握からマーケティング戦略立案、コンテンツ・クリエイティブ制作やメディアプランニング・広告配信までの、従来分断されがちな分野を一貫して支援するものだという。

今回強化した機能は、テーマ特化型の「コンテンツ開発」に関わるもの。これまで広告主にとって、特定のテーマに特化したメディアやコンテンツを素早く独自性や信頼性をもって開発するには、専門的な知見やその体制が必要となり、自社で行うことは困難だった。

こうした問題を解決するため、博報堂DYメディアパートナーズらは、専門領域に特化したWEBメディアの制作プラットフォームや、各テーマに特化した編集機能とイベント実施機能を持つ朝日新聞社と協働を決定。

これにより特定テーマや特定ターゲットに最適化した「WEBメディア」の立ち上げや「リアルイベント」の実施などの機能を実装。潜在顧客を効率的に開拓・育成するためのマーケティング活用に最適化した「メディア・コンテンツ開発」が可能になるとのことだ。

なお今回の朝日新聞社と協働により、具体的には以下の4つの機能を提供するという。

(1)「朝日新聞社の各WEBメディアの閲覧者データを活用した分析・プランニング」
(2)「専門領域に特化した新たなWEBメディアやコンテンツの制作」
(3)「各メディア閲覧者へのターゲティング広告配信」
(4)「朝日新聞社が保有するオフラインイベント(スポーツイベントや文化イベントなど)との連携」

博報堂DYメディアパートナーズによれば、これらを活用することで、オンラインからオフラインまでのデータ活用や体験価値の創造が可能となるとのことだ。