ソフトバンク、携帯電話取扱店のプラスチック製手提げ袋を廃止

ソフトバンクとTBMは2020年2月17日に、全国のソフトバンクおよびワイモバイルの携帯電話取扱店で使用する手提げ袋に、石灰石と植物由来樹脂を使用した「Bio LIMEX Bag(バイオライメックスバッグ)」を2020年5月から順次導入することを発表した。

ソフトバンクは、地球環境保護への貢献の取り組みとして、ソフトバンクおよびワイモバイル携帯電話取扱店で、使用しているプラスチック製手提げ袋について、紙袋など代替素材への切り替えを検討してきた。

2019年12月から、全国の直営店や神奈川県と福井県の一部店舗でLIMEX製品の試験導入を実施。石油由来プラスチックの使用量を削減できる環境性能に加えて、プラスチック製品と変わらない十分な耐久性、柔軟な手触りなどを評価した結果、全店舗での導入に至ったという。

Bio LIMEX Bagは、従来のプラスチック製の袋と比較して石油由来プラスチックの使用量や二酸化炭素(CO2)の排出量を大幅に削減できる高い環境性能があり、2019年6月に開催されたG20大阪サミットの会場内の運営品としても採用されている。

ソフトバンクは、店舗で年間約550万枚を使用しているプラスチック製の手提げ袋を廃止し、Bio LIMEX Bagへ切り替えることでプラスチックごみを削減するとともに、資源保全や気候変動対策など、地球環境保護に貢献していくとのことだ。

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