Progateは2020年2月17日、インドネシアに現地法人「PT Progate Global Indonesia(以下、Progate Indonesia)」を設立したことを発表した。
Progate Indonesiaでは2名の現地人スタッフが営業・マーケティング活動を行い、同社サービス「Progate」のインドネシア語対応を東京本社のメンバーと共に進めるとのことだ。
同社によると、インドネシアは東南アジアのデジタル経済の市場規模は2025年に3,000億ドル(約32兆円)に拡大すると予測されており、その中で最大の市場となっているという。(※)
しかし、インドネシアでプログラミングを学ぶ環境は未整備であり、大学のコンピュータサイエンス教育は実践的でない傾向にある。また、エンジニアになるには外国の英語の教材で独学するか、高い授業料を払ってブートキャンプ(オフラインのプログラミングスクール)に通うことが一般的だという。
そこで同社は、インドネシアの人々が母国語かつ独学で、また手頃な価格でプログラミングを学べる環境を提供するため、インドネシア語対応および現地法人設立に至ったという。
2020年春のインドネシア語版「Progate」のリリースに向け、現地の企業や教育機関、インドネシア政府との連携を進めていくとのことだ。
(※)e-Conomy SEA 2019 by Google and Temasek