Googleが2020年2月17日より、「Google for Startups Campus」におけるAIや機械学習を活用しているスタートアップを対象とした3か月集中型のプログラム「Google for Startups Accelerator」を実施する。

同プログラムは、同社の技術や組織運営など幅広い分野にわたるトレーニングや個別のメンターシップを提供し、参加企業の成長を支援するもの。

今回、同プログラムに参加するスタートアップ9社が決まったことを発表した。参加企業および各社の提供するサービスは以下のとおり。

Google for Startups Accelerator

Baobab : 学習データ(アノテーション)作成サービス

チャネルトーク : カスタマーエクスペリエンス用のチャットツールと実店舗のアナリティクスサービス

KARAKURI: 顧客対応およびカスタマーサポートのオートメーションサービス

LeapMind : 組込みDeep Learning導入に向けたサービス

LPIXEL : AI医療画像診断の支援技術

RevComm : 電話営業や顧客対応を人工知能で可視化して、生産性向上を実現するクラウドIP電話

Selan : 子どもの送迎と英語教育を同時に解決するサービス

Singular Perturbations : 最適なパトロール経路・安全な経路の策定、および警備人員計画・犯罪要因を分析する犯罪リスクヘッジソリューション

SORA : ホテルの予約や市場データを元に料金設定業務を最適化し、収益創出の仕組み化を促進するサービス

同社は、同プログラムを通し、AIなどテクノロジーを活用した社会や経済、環境への取り組みに対する支援を加速させることを目的としている。また、参加企業の成長が日本経済のさらなる活性化につながることを期待しているという。