サッポロホールディングスは、子会社であるサッポロビールの早期退職優遇制度の実施を決議したと発表した。

同社グループは、「グループ経営計画2024」を公表し、その達成のため基本方針に沿った人材配置の適正化を進めるという。この転換期に際し、サッポロビールは社外に新たなキャリアを志向する従業員に対する選択肢として、早期退職優遇制度を実施するという。

この対象者はサッポロビールに在籍し、勤続10年以上かつ満45歳以上の社員。目標人数の設定などはしないとのこと。

また、これに及びセカンドキャリア支援施策の拡充も行う。優遇措置として、通常の退職金に加えセカンドキャリア支援金の支給や、会社を通じた再就職支援サービスの提供を行うとしている。

なお、早期退職優遇制度実施に伴い発生するセカンドキャリア支援金および再就職支援費用は、2020年12月期連結決算において「その他の営業費用」に計上する予定であるとしている。これらの金額は未確定であるため、確定次第発表するとのことだ。