ソフトバンクの子会社で、位置情報を活用したビッグデータ事業を行うAgoopは、「Shop Studio(ショップスタジオ)」の提供を、2020年2月13日から開始することを発表した。
Shop Studioは、小売業やサービス業など多店舗展開する事業者の顧客向けに、新規出店や閉店などの出退店戦略を支援するダッシュボードサービスだ。
同社が保有する流動人口データと、顧客の売上データを掛け合わせて高精度なオリジナルのAIを構築し、新規出店や閉店など出退店戦略を支援するという。
同サービスでは、「新規出店ソリューション」と「店舗配置ソリューション」2つの機能を提供。
新規出店ソリューションでは、顧客の売上データを基に機械学習モデルを構築。構築したモデルの予測結果をウェブブラウザー上で可視化することで、新規出店に最適な場所を見つけることができるという。
店舗配置ソリューションでは、顧客の店舗データを基に独自の統計モデルを作成し、店舗同士の相互関係を地図上でシミュレーションすることが可能。
店舗をなくした場合の影響を可視化できるため、最適な店舗配置の支援ができるという。