ソフトバンク、米子会社とTモバイルの合併差し止め訴訟に勝訴

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ニューヨーク州などの司法長官が差し止めを提訴していたソフトバンクグループの米国子会社であるSprint Corporation(以下、スプリント)とT-Mobile US,Inc.(以下、Tモバイル)の合併計画に関して、ニューヨーク州南部地区の米国連邦地方裁判所が、差し止め請求を棄却したことが発表された。

スプリントとTモバイルは2018年4月に合併を発表するも、司法省とFCCの審査に時間がかかり19年半ばを予定していた合併手続きを延期。両当局は19年10月に合併計画を承認していたが、今回棄却された差し止め訴訟により、現在まで実現できないままとなっていた。

この合併によりスプリントはソフトバンクグループの子会社から外れる見通しだという。

また、同取引は現在承認が必要な19州の公益事業委員会(PUC)のうち18州から既に承認を得ており、カリフォルニア州のPUCの承認を残すのみとなっているとのことだ。

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