三菱電機が、1月20日に公表した不正アクセス事案について、防衛省への詳細報告を準備する中で、流出可能性のある情報として防衛省の「注意情報」があることを 2月7日に発見。同日、防衛省に報告したことを発表した。
流出した可能性のある当該情報の影響については現在防衛省が確認中であり、同社は防衛省における全容解明に向け、指示に従っていくという。
同社は「当該情報の保全措置が徹底できておらず、誠に申し訳ございません。かかる事態でご迷惑とご心配をおかけすることを深くお詫び申し上げます。」とコメントしている。
なお、同社は1月20日時点では、社内調査の結果、防衛・電力・鉄道などの社会インフラに関する機微な情報、機密性の高い技術情報や取引先に関わる重要な情報は流出していないことを確認済みであると公表していた。