ANAHDと加賀市、アバターを活用した行政相談の実証実験を開始

加賀市とANAホールディングス (以下、ANAHD)が、2019年5月に結んだイノベーション推進連携協定に基づき、ANAHDが独自開発した普及型コミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」を活用した、窓口相談の実証実験を行うことを発表した。

アバターによる窓口相談とは、窓口に来庁した市民とアバターを通じて職員がやり取りを行うというもの。職員には使い方に慣れてもらい、市民にはアバターを知ってもらうことが今回の実証の目的だそうだ。

実証実施期間は2月13日〜3月28日となっており、2月13日〜2月21日にはまず、職員によるアバター操作の様子を公開。職員のアバター操作の習熟と、市民のアバターに対する認知度を向上させる。また並行して、職員と市民にヒアリングを実施し、アバター導入効果について検証を行うという。

さらに3月1日からは職員によるアバター遠隔操作を実施。3月22日からは市民によるアバター遠隔操作も実施する。

また、3月1日〜3月28日にかけては、ANA施設内にて市内学生向けのアバター操作の課外授業も行う予定だという。

両者は今後も連携・協力し、アバター技術・ドローン・シェアリングエコノミー等最新の技術やビジネスモデルを地域課題の解決や新たな産業振興に活用するための取り組みを順次行っていくとのことだ。

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