ソニーは、クリエイターの育成を推進する活動プラットフォーム「Sony Creators Gate(ソニークリエイターズゲート)」を立ち上げることを発表した。

Sony Creators Gateでは、24歳以下の世代を対象とする「U24 CO-CHALLENGE 2020」、中学・高校生を対象とする「ENTERTAINMENT CAMP(エンタテインメントキャンプ)」、小学生を対象とする「STEAM Studio」の3つのプログラムを設けるという。

U24 CO-CHALLENGE 2020では、24歳以下の世代を対象にした、ソニーのテクノロジーやノウハウを活用してアイデアを具現化する共創型のプログラムとなっている。

同プログラムは、スタートアップの創出と事業運営を支援する「Sony Startup Acceleration Program(SSAP)」が実際に提供するサービスをベースとしている。

SSAPには、アイデア創りから商品化、事業運営、販売・事業拡大まで一気通貫で支援する仕組みがあり、同プログラムでは主に「Ideation(アイデアを創る)」と「Incubation(アイデアを形にする)」のプロセスを経験する構成となっている。

それぞれのプロセスではSSAPのスタッフがレクチャーやコーチングを行い、参加者のアイデアの専門性にあわせて支援する。

ENTERTAINMENT CAMPは、中学・高校生を対象とした、アイデア構築や表現ノウハウを学ぶプログラムだ。

自身の興味のある分野のスキルを伸ばし、アイデアを表現する手法を学びながら、「夢と好奇心を人に伝えて感動につなげる」というエンタテインメントの本質を、制作プログラムの実習を通して身につけることができるという。

STEAM Studioは、プログラミングの楽しさを体験できる、小学生対象のワークショップイベントだ。

2019年度は、IoTプログラミングブロック「MESH(メッシュ)」やロボット・プログラミング学習キット「KOOV🄬(クーブ)」を使い、子どもと保護者が1組となって参加する「プログラミングワークショップ」、KOOVを使ったロボットコンテスト「KOOV Challenge」を実施した。

2020年度も開催を予定しており、詳細は公式サイトで順次案内となっている。