NTTが、東京センチュリーと資本業務提携に合意したことを発表した。この提携により、協業を推進していくことで、リース・ファイナンス事業と成長分野の拡大に取り組んでいくという。
両社はこれまでも、2005年に両社のオートリース事業の統合を実施。日本カーソリューションズを発足するなどの協業関係にあったが、更なる関係強化に向けた協議を両社間で行い、資本業務提携をする運びになったという。
資本業務提携の第一弾として、NTTグループにおける金融中核会社であるNTTファイナンスのリース事業およびグローバル事業の一部を分社化し新会社を設立。これをNTT、NTTファイナンス、東京センチュリーの3社による合弁会社とする。
なお新会社への出資比率は、NTTグループと東京センチュリー間で同一となるよう、東京センチュリーが新会社の発行済株式総数の50%に相当する株式を取得する予定となっている。