凸版印刷は、ごみの投入に反応して付属のサイネージに映像を表示するゴミ箱「PoyPort(TM)(ポイポート)」を開発した。

このゴミ箱を用いることで、クーポン発行やイベント情報、環境への取り組みなど、さまざまな情報発信を映像で表示可能になるという。

具体的には、利用者がごみを捨てたことに連動して、くじやルーレット、懸賞などの映像を表示するなど、インタラクティブな演出を行うことが可能になる。

また、複数の捨て口にセンサーを設置することで、捨てられた日時や、どちらの捨て口に捨てたかのログデータが取得でき、ごみ箱を効果的に活用可能としている。

付属サイネージでは多言語での情報発信もでき、訪日外国人向けコンテンツの配信もできるとのことだ。

「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」の開催を控え、イベント会場や観光地などに向けて2020年2月5日より販売開始する予定。

同社は今後、「PoyPort™」を、イベント会場や観光地、公共施設などに向けて販売し、2025年度までに関連受注を含め約10億円の売上げを目指す方針だ。