楽天とSQREEM Technologies Pte. Ltd.(以下、SQREEM)が、AIによる行動パターン分析を軸としたデジタルマーケティングソリューションを開発し、日本国内の広告主企業に提供する新会社・楽天スクリーム設立し、営業を開始したことを発表した。

Rakuten Sqreem

SQREEMは、個人の属性情報などに依存することのないマーケティングソリューションを提供する企業。人々の行動と文脈、ロジック等をAI技術と大量データの取得技術を組み合わせて収集・分析する「行動パターン分析プラットフォーム」を活用しており、シンガポールをはじめとするアジア各国を主な活動拠点としている。

楽天スクリームは、楽天とSQREEMが、同社の日本部門を通じて共同で出資し、設立された。

今後、楽天スクリームは、SQREEMのテクノロジーと、楽天グループの消費行動分析データを組み合わせることでインターネット広告におけるメディアバイイング(広告枠の仕入れ)や、デジタルマーケティングソリューションを提供する予定だという。