無印良品、プラスチック製ショッピングバッグ廃止へ

mujirushi

無印良品を展開する良品計画が、プラスチック製のショッピングバッグを2020年3月以降順次廃止し、6月末までに、全ての店にて紙製のショッピングバッグのみへと変更することを発表した。

全国の無印良品(MUJIcom、MUJI to GO含む)店舗、およびCafé&Meal MUJI店舗では、プラスチック製のショッピングバックを廃止にする代わりに、紙製ショッピングバックのサイズを2サイズから4サイズへ拡大。こちらは無料配布を継続するという。

また、マイバッグの持参を推奨するため、大きなサイズの商品やまとめ買いに便利な、「再生ポリプロピレンバッグ」(3サイズ)を消費税込み150円で販売。不要となった場合は、無印良品全店で返品可能となる。

同社は地球資源の循環化および廃棄物削減を目指して、ショッピングバッグ以外にも商品パッケージや売場陳列用資材の素材を順次見直し。プラスチック製が一般的な靴下やストールの陳列用フックを、2019年春夏商品から再生紙を使用したものに変更をするなどすでに対策を講じている。

今後についても、下着やアロマオイルなどパッケージを必要とする全ての商品を洗い出し、現在のプラスチック原料を中心としたパッケージから、無くす、もしくは再生紙などの代替素材へと可能なかぎり変更をしていく計画だという。

加えて、2020年2月からは、飲食業態Café&Meal MUJIで提供するストローの素材を、現状の紙製のものから竹の繊維を材料としたストローに順次変更。

同社は、地球資源の循環化および廃棄物削減に向けて、これからもできることからすすめていくとのことだ。

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