クックパッドは、食のマーケティング動向やトレンドを発信する専門メディア「FoodClip(フードクリップ)」を提供開始した。
FoodClipでは、クックパッド利用者の検索・アクセスログといったビッグデータ(※「たべみる」)を活用し、著しく変わるトレンドや検索・調理・購買行動を可視化することで、月間約5,400万人が利用するクックパッドの食トレンドを得ることができるという。
また、FoodClipの中では、大手食品メーカーや大手トイレタリーメーカーなどの事例を紹介。
テレビCMとデジタル広告を最適配分した結果、マス広告だけでは到達できない層へのアプローチに成功したノウハウや、生活者に調理行動を促すためのアクションプランを紹介している。
その他にも世界の食トレンド記事を翻訳して紹介したり、生活者の最新インサイトを週1記事、無料で公開し、食のビジネスをテクノロジーとアイデアでグロースさせるヒントを配信していくとのことだ。
同社は、飲食料業界が健康や環境配慮による食志向の変化、フードテックによる他業界の新規参入、D2Cなどの著しい購買スタイルの変化など、ダイナミックな変化が今後予想されるなかで、飲食料業界のデジタルマーケティングをサポートし最適化するために今回のサービスを開始したとしている。
※「たべみる」:料理レシピサービス「クックパッド」の検索・アクセスログデータを活用した、ビッグデータサービス。