Facebookは2020年1月31日に、新型コロナウイルス肺炎に関する誤った情報や有害なコンテンツの拡散を制限する取り組みを発表した。

コロナウイルスに関連して拡散されている情報は、第三者のファクトチェッカーで構成されるFacebookのグローバルネットワークにより調査されており、情報が虚偽であると判断された場合、FacebookおよびInstagramでの情報の表示を制限される。

その後、第三者ファクトチェッカーからの正確な情報が表示され、虚偽と判断されたコンテンツを既にシェアしている人や、シェアしようとしている人に通知がいくという。

加えて、新型コロナウイルスに関するInstagram上の誤った情報を拡散するハッシュタグをブロックまたは制限していくとのことだ。

また、このほかの取り組みにおいて、主要な保健機関と密に連携し、Facebookのニュースフィードを通じて、関連団体の最新情報を入手できるように支援する。同社は、集約された匿名の移動データと人口密度マップを研究者に、ウイルス拡散予測モデルのための情報として提供していく方針だ。