Appleが、米国にて新たな「マップ」の提供を開始し、今後数か月のうちにヨーロッパに提供をすると発表した。

ナビゲーションの速さと正確さを上げ、道路や建物、公園、空港、モールなどを包括的に表示させることができるようになっている。

ユーザーがタップするだけで世界を探索できるようにする新機能の導入も発表された。さらに、お気に入りの場所や行きたい場所をコレクションとして共有することも可能に。

その他にも、リアルタイムで交通情報を得られる機能や、タップのみで家族や友人に到着予定時刻を送信できる機能、iPhoneなど端末上のメールやカレンダーなどに保存された情報から旅行のスケジューリングの手助けをしてくれる機能が追加された。

また、空港やモールのインドアマップを使用すると、ユーザーは施設内のトイレの場所や店舗の開き情報がわかるという。

なお、同社はプライバシーに関して、「マップでは、サインインは不要であり、Apple IDに接続されない。出発時間の提案などのパーソナライズされた機能は、デバイス上のインテリジェンスを使用して作成される」としている。