ソフトバンクグループとソフトバンク、ならびにヤフーの3社が共同出資するPayPayは、出張・経費管理クラウドサービスを展開するコンカーとの連携により、「PayPay」で支払った出張などの経費精算の申請ができる機能と、企業が従業員への経費の支払いを「PayPay」で行えるサービスを2020年4月以降に法人向けサービスとして提供を開始することを発表した。
従来の経費精算は、個人が支払った経費情報をシステムに入力後、印刷や捺印、領収書の添付などが必要であり、また、企業側も提出された申請の内容を確認し、個人に経費を支払う手続きを行うなど、双方に手間と時間がかかっていたという。
このような経費関連処理作業をPayPayでの支払いとコンカーによる決済データ連携を通じて行うことで、時間や場所を選ばず経費精算が可能となり、個人も企業側も従来より簡単に経費精算が可能になるとのことだ。
なお同サービスの利用は、コンカーと契約している法人を対象としている。
ソフトバンクとヤフーは、2020年内には同サービスの利用を開始する予定としている。