TRUSTDOCKが、犯収法対応のeKYC身分証アプリにて、マイナンバーカードのICチップをスマートフォンで読み取り、公的個人認証を用いることで、本人確認を完了するフルデジタルの本人確認手法を4月より提供することを発表した。
同社は、同アプリをはじめ、労働者派遣法など各種の法律や規制に準拠した本人確認を、API経由で提供するe-KYC本人確認APIサービスを展開している。
同サービスは、様々なオンラインサービスでの本人確認時に、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取るだけで、数分で本人確認が完了するというもの。免許証など、その他の資格証の撮影・提出や顔の撮影・提出を行わなくても、人による目視を介さず、犯罪収益移転防止法六条一項「ワ」に対応した公的個人認証ができる。
なお、同社はすでに、総務省のIoTサービス創出支援事業の実証実験「デジタル身分証とスマートロックを利用した自治体スペースシェア」にて、マイナンバーカードを活用した本人確認アプリを開発。官民を含めた運用実績もある。