JAL、ドローンを用いた山間部への物資輸送実験を今春より開始

JALと兵庫県養父市は、ドローンを活用した地域課題解決を目指す連携協定の締結およびJALは養父市にて小型固定翼ドローンの実証実験をテラドローンと技術協力の下、行うことを発表した。

両社は2019年夏より、テラドローン開発のドローン運航管理システム「Terra UTM(※)」を活用し、滑走路を必要とせず少ないエネルギーで長距離飛行が可能な小型固定翼ドローンを用いた物流の実証実験の準備を進めてきた。

実証実験は、中山間地域における約25kmの距離を、小型固定翼ドローンを用いて災害応急支援物資(包帯などの衛生物資、市販薬、模擬アンプル)を輸送する。なお2020年春に実施を予定しているという。

両社は今後、養父市の協力の下、医薬品他緊急物資の輸送などドローンを活用した物流サービスの提供による地域課題解決を目指していくとしている。


(※)日本の各種通信無線、国内外のさまざまなメーカーの機種に対応し、飛行計画や飛行情報を管理するドローン運航管理システム

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