キヤノンが、環境保全に関する技術交流の国際的枠組みとして世界知的所有権機関(WIPO)の運営する「WIPO GREEN」にパートナーとして参画したことを発表した。
この参画に伴い、植物由来の原料から耐衝撃性に優れたプラスチックを作り出す技術や、プラスチックのリサイクル時に強度や難燃性を保つ技術など、これまで同社が開発したバイオプラスチックに関する技術を「WIPO GREEN」のデータベースに登録したという。これにより、環境保全関連技術を必要とする企業や個人が、キヤノンの技術を活用することが可能に。
同社は、WIPO GREENを通じ、環境課題の解決に貢献できる技術を社会に開示し提供することで、環境負荷の削減や環境技術の普及、SDGsの達成に貢献していくとしている。