Airbnbが、千葉市と連携し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)期間に「イベントホームステイ」を活用したホームシェアを実施することを発表した。

イベントホームステイとは「年数回程度のイベント開催時であって、宿泊施設の不足が見込まれること、又はホームステイでの宿泊体験を通して、地域の人々と旅行者の交流を創出する地方創生の観点から、開催地の自治体の要請等により自宅を提供するような公共性の高いもの」についてを、「旅館業」に該当しないものとして取り扱い、旅館業法に基づく営業許可なく、自宅で宿泊サービスを提供することを可能とするもの。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の一部競技が幕張メッセで開催されることを受け、千葉市との連携が決まったという。

なお今回は、東京2020オリンピック競技大会のフェンシング、テコンドー、レスリング、および、東京2020パラリンピック競技大会のゴールボール、シッティングバレーボール、車いすフェンシング、テコンドー競技の開催期間中のホームシェアにより、宿泊を通じた旅行者と市民の交流を促すという。

さらに、オリンピックまでにホームシェアホストが、より多くの実践機会を得られるよう、4月、5月に市内で開催される大規模イベント期間にもホームシェアを実施するとのことだ。

同社は、国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会と東京2020オリンピック競技大会を含む2028年までのIOC「TOP(The Olympic Partner)パートナー」契約を昨年締結。長期的パートナーシップとしてオリンピック、パラリンピックの成功をサポートしていくという。