Origamiおよびメルペイは、メルペイによるOrigami全株式の取得によって、同社がメルカリグループに参画することについて両社間で基本合意したことを発表した。
2012年に会社を設立したOrigamiは、2016年にスマホ決済サービス「Origami Pay」の提供を開始し、全国の様々な業種、業態の店舗やサービスに導入を拡大してきた。
また、2018年9月には全国256の信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫と資本業務提携を行い、地域の中小事業者へのキャッシュレス化を推進してきた。
近年の政府によるキャッシュレス推進を後押しとして、スマートフォン決済事業者間における競争が激化するなか、Origami・メルペイ両社の強みを融合することにより、日本のキャッシュレス社会実現に寄与できると考え、両社で協議の結果、Origamiがメルカリグループに参画することについて合意に至ったとしている。
今後は、Origamiの提供している「Origami Pay」サービス・ブランドを、ユーザー・加盟店に対して一定の周知期間を経た後に「メルペイ」に統合するとしている。
また、メルペイとメルカリ、Origami、および2020年1月23日付でメルペイおよびメルカリとの間で業務提携契約を締結した信金中金の4社共同で、地域の中小事業者への「メルペイ」導入の推進によりキャッシュレス社会の実現を目指していく方針を示している。