LINEが、チャットボット・OCR・音声認識・音声合成・画像認識などのAI技術を簡単に利用できるLINE BRAINサービスにおいて「LINE BRAIN CHATBOT」、「LINE BRAIN OCR」のSaaS提供を2020年1月23日より開始することを発表した。
LINE BRAIN CHATBOTは、最新の機械学習アルゴリズムと自然言語処理技術に基づく対話エンジンによって、目的達成をサポートする応答技術。エンジンは日本語のほかに英語、韓国語に強みを持っており、多言語に対応している。
また、LINE公式アカウントやLINE PayなどのLINEサービスと連携ができるほか、FacebookやWebチャットとの連動も。
さらに、チャットボットを作成するツール(チャットボットビルダー)は、プログラミング等の専門知識がなくてもシナリオや設定操作が可能となっている。
同サービスは、無料で利用できる“Trialプラン”や、月額基本利用料で利用できる“Commercialプラン”など用途に応じて選べるプランが用意されている。
LINE BRAIN OCRは斜めになった文字や歪んだ文字でも高い認識精度を誇る文字認識技術。
サービスタイプ「Template」では、ビルダー(設定ツール)を活用し、文書の読み取りたい項目を設定してテキストデータ化が可能となっている。もう一つのサービスタイプ「General」は、設定不要で画像内の文字情報をすべてテキスト化する。また、IDカードや領収書、請求書等の自動読み取りに対応するサービスも用意されているという。