阪神電気鉄道は、旅客の利便性向上や磁気券削減に向け、QRコードを用いた乗車券の導入を検討しており、一部の駅で実証実験を実施することを発表した。
実証実験では、紙媒体またはスマートフォンでQRコード形式の乗車券を発券し、対象駅のIC専用改札機に取り付けた2次元バーコードリーダに直接かざして入出場できるようにする。
実施期間は、2020年3月から2020年9月を予定している。同社関係者の100人程度を対象者とし、大阪梅田駅、野田駅、尼崎駅、西宮駅、神戸三宮駅の5駅で実施される。
今回の実証実験を通じて、QRコードを用いた乗車券の実用性などに関する評価を行うとのことだ。