住友商事は、スマートフォンなどのアプリを通じて部活動を支援する成長スキルシェア・プラットフォーム「BUKATOOL(ブカツール)」の本格事業化に向けた実証実験を開始したことを発表した。
BUKATOOLは、「最高のコーチ」「最新のテクノロジー」「最良の活動管理システム」の3つのサービスを部活動に提供。アプリを通じて、部活動と日本を代表するトップクラスのコーチ陣とのマッチング、練習メニューや栄養状況の可視化、活動費の適切な管理などを可能にし、「デジタル化により部活動をサイエンスする」ことを実現するという。
昨年より、都内や地方の中学校・高等学校・大学で、トップクラスのコーチ陣による指導を始めており、現在、部活動や選手向けアプリを開発中で、近く試験的な提供を開始する予定だ。
今後は、利用者の声を反映させながら、アプリの精度向上を目指す。まずは運動部の活動支援から始め、将来的には、文化部の活動支援や海外展開も検討予定としている。
また、BUKATOOLが食品会社・保険会社などと部活動との接点になることで、企業がサプリメントやスポーツグッズ、保険など、さまざまな商品・サービスが提供できるエコシステムの構築を目指すようだ。