弁護士ドットコムとSansanは、電子契約サービス「クラウドサイン」とクラウド名刺管理サービス「Sansan」との連携を発表した。
この連携により、Sansan上でクラウドサインの契約管理機能を活用できる「契約管理オプション powered by クラウドサイン」が提供されるという。
同機能は、名刺をスキャンするだけで、相手企業との契約情報が確認できる、Sansanのオプション機能となる。また、利用にはSansanとクラウドサイン、両サービスの契約が必要とのことだ。
Sansanによってデータ化された名刺の「会社名データ」と、クラウドサインに登録されている契約データとを突合し、該当企業と自社との契約情報のうち、「契約締結の有無」「契約時期」「契約名」など、必要な情報だけが、Sansan上に通知される。
また、Sansanの会社詳細画面上でも、これらの契約情報を確認することが可能。
契約内容の詳細は、会社詳細画面から、クラウドサインのサービスに飛び、確認することができ、その際の閲覧権限は、クラウドサインのアカウントをもつ社員に限定される。
なお提供開始時には、雇用契約など個人情報が含まれる契約データは自動で除かれるとのことだ。
同サービスにより、契約確認業務の短縮化、法務部門の業務負担軽減、契約データ活用の営業ABMの促進などが期待されるとしている。