オリックス・レンテックと、NECおよびNECプラットフォームズは、企業におけるロボット導入を支援するため、ロボットシステムインテグレータ事業で協業することについて合意したことを発表した。
今回の協業により、ユーザーの初期投資負担の軽減をしながらロボットの活用を総合的に提案する。ユーザーの多様化する要望に対応できる体制を整え、ユーザーのロボット導入を支援。また、既にロボットを導入しているユーザーへも、ITサービスの提供を行う。
ロボット国内市場は、労働力不足への対応や生産性の向上に向けて協働ロボットを活用した生産ラインの自動化に大きな期待が寄せられており、2025年には2018年比7.2倍の850億円規模になると推測されているという。
一方で、ロボットの選定や既存生産ラインの再設計、導入効果の測定などを自社のみで行うことは容易ではなく、ロボット普及の課題となっている。
3社は今後も、生産ラインでのロボットの利活用を促進し、日本国内の人材不足の解消や生産性向上などの課題解決を目指していくとしている。