マイクロソフトが、自動車関連企業のスマートモビリティサービスプロバイダーへの転身をテクノロジーで支援し、パートナーエコシステムを拡大することを発表した。

同社は、インテリジェントクラウドやインテリジェントエッジ、IoT、AIサービスなどを提供して自動車業界をサポートし、自動車企業が自らデジタル機能を構築し拡張できるよう支援している。今回の取り組みにより、あらゆる規模の自動車関連組織がスマートモビリティサービスプロバイダーへ変革できるように支援するという。

また、主な指針として車両の製造やエンドユーザー向けのモビリティサービスを提供することはなく、自動車業界全体のパートナーとして事業を展開していき、利用者のデータを収益化することはない。また、自動車関連企業が独自のブランド体験を強化して拡張し、利用者との関係性を拡大できるようサポートするとしている。

同社は、デジタルフィードバックループという考え方を通じ、企業全体が関連するデータをつなげることで、製品やサービスの向上やモビリティ企業の競合と差別化を図ることを可能にするという。