横浜市と日産自動車、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結

横浜市、日産自動車、神奈川日産自動車および日産プリンス神奈川販売は、2020年1月14日、「災害時における電気自動車からの電力供給の協力に関する協定」を締結したことを発表した。

協定は、横浜市の災害時の電源確保のための取組として、電気自動車(以下、EV)の蓄電機能を活用し、災害対策を強化していくという内容だ。

災害時に、日産自動車および日産自動車販売店のEVを各区役所へ貸与や急速充電スタンドの使用(※)、日産自動車グローバル本社で帰宅困難者へEVを活用した電力供給などを行う。

例えば、日産自動車のEV「日産リーフ」は外部給電器を使用することにより、電気機器へ給電できる機能を備えている。2019年に9月に発生した千葉県の大規模停電の際にEVによる支援が行われ、保育所での扇風機、洗濯機等への給電や給水所の照明への給電などに活用され、EVの蓄電機能の有用性を確認できているという。


(※)日産自動社本社および日産自動車販売店のうち35店舗で対応予定。

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