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熊本県、NEC協力で阿蘇火山博物館のVR体験コンテンツを拡充

熊本県と公益財団法人 阿蘇火山博物館久木文化財団(以下、阿蘇火山博物館)は、NECの協力のもと、阿蘇火山博物館で提供しているVR体験サービスについてコンテンツの拡充を発表した。

熊本県は、2016年の熊本地震や阿蘇中岳噴火の影響で減ってしまった観光客を取り戻すため、さまざまな観光振興策を講じている。この一環として、阿蘇火山博物館はVR体験サービスが昨春より開始している。

今回新たに拡充されるVR体験サービスは「恵みの水を巡る」篇、「壮大な自然を空中散歩」篇の2つ。

「恵みの水を巡る」篇は、阿蘇の豊富な水資源をテーマに自然の恵みを学び、水源地を巡る内容となっており、カルデラ大地がつくりあげた湧水群をテーマにしたものとなっているそうだ。


「壮大な自然を空中散歩」篇はカルデラ誕生の解説と併せてドローンで撮影した火口を体感する内容となっているようだ。

NECは、VR体験のコンテンツ、視聴方法、注意点を解説する紹介VTRを新たに用意するとともに、ヘッドマウントディスプレイを12台へ増やし、VR体験の環境を一層整備するとしている。

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