デルタ航空は、ミスアプライド・サイエンス社と協力して、デトロイト・メトロポリタン空港を出発するユーザー向けに、初のParallel Reality™(パラレル・リアリティ)のベータ版体験を提供するという。
これは、将来的に空港環境そのものが、ユーザーごとにカスタマイズされることを見据えた、最初の取り組みになるとのことだ。
顧客の同意のもとに複数のユーザーが、それぞれの旅程に合わせてパーソナライズされたコンテンツを、一つのデジタル・スクリーンで、同時に、好みの言語で見ることができるという。
今回発表されたベータ版体験では、保安検査場を出てすぐの場所に設置された巨大デジタル・スクリーンで、約100人のユーザーが、パーソナライズされたコンテンツを同時に見ることができ、このオプトイン試験を通じてユーザーと職員からのフィードバックを得て、最終的にどのようなサービスにするかを検討する予定としている。
また、この試験ではユーザーごとに必要な道順案内、フライトの最新情報、搭乗時間、最寄のデルタ スカイクラブの場所、アップグレードやスタンバイの状況などが表示される予定だ。