Plan・Do・Seeは、京都の任天堂旧本社ビルをホテルとして開業するプロジェクトを発表した。

同建物は、トランプやかるた、花札などの製造・販売会社として創業し、世界的なゲームメーカーへと成長した任天堂がかつて本社を構えていた。現在は任天堂創業家の資産管理会社である株式会社山内が所有している。また、ホテル開業へ向けた改修にあたり、外観を極力残して改修・増築。街に愛されてきた誇りある同建物を、おもてなしの溢れるホテルとして人々に愛される場所にするという。

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同プロジェクトは安藤忠雄建築研究所が設計監修、ノム建築設計室が設計、大林組が施工を担当。そして、国内外でホテルやレストランを運営する同社が開発および運営を担う。客室数は約20室、宿泊者用の施設としてレストラン・バー・ジム・スパなどを備えるとしている。なお、開業予定は2021年夏、宿泊予約は同年春より開始とのことだ。