分身ロボットで働く社会実験「分身ロボットカフェDAWN Ver.β」にて実施

オリィ研究所とカフェ・カンパニーが、「分身ロボットカフェDAWN Ver.β」を、渋谷QFRONT 7Fの「WIRED TOKYO 1999」にて実施することを発表した。

同カフェの特徴は、オリィ研究所が開発・提供を手掛ける分身ロボット「OriHime」「OriHime-D」が、実際にカフェのサービススタッフとして働く。

また、既存店舗にて分身ロボットによる遠隔就労が可能であるか、具体的な社会参加の可能性を模索する実験となる。この取り組みの目的は、ALS等の難病や重度障害で外出困難な人々が遠隔操作で実際に動かし、サービススタッフとしてカフェの運営に携わることであるという。

同社は「あらゆる人たちに、社会参加、仲間たちと働く自由を。」というヴィジョンのもと開発されたOriHime、OriHime-Dを使い、人々の社会参加を妨げている課題をテクノロジーによって克服していくとのことだ。なお、実施期間は2020年1月16日(木)〜1月24日(金)。

また、今回の実証実験を通し、外出困難な人々が分身ロボットで社会に参画し、テクノロジーが拓く新たな未来の形を体験してほしいとのことだ。

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