米フェイスブックは、米国で大きな議論を呼んでいる政治広告について今後も継続する方針を表発表した。

今後は、広告ライブラリを更新して、ユーザーに提供する広告の透明性レベルを高め、表示される広告をより詳細に制御できるようにするとのことだ。

配信対象を絞り込む機能は制限せず、政治広告の透明性を高めて利用者の選択肢を増やすとの立場を示している。3月末までに政治広告のデータベースを拡充してそれぞれの広告の推定視聴者数などが分かるようにする方針だ。

また、利用者が特定の広告主から配信されたコンテンツの表示を止めたり、政治広告そのものの表示を減らしたりできる機能を追加するという。同機能は、2020年夏に米国で展開し、最終的には他国にも展開していくとのことだ。