TOTOは、アメリカ・ネバタ州のラスベガスで開催される世界最大規模のエレクトロニクス国際見本市「CES 2020」にて、トイレ一体型の車を開発し、スマートフォンアプリを通じてトイレを呼ぶことができるサービスを発表した。

TOTOは2019年にグッド・トゥー・ゴーに出資を行い、TOTOの持つ知見を活かしつつ、パブリックトイレにおける新しい価値創造の実現に取り組むため、スタートアップ企業と活動を開始。

「誰もが快適なトイレにいつでもアクセスできること」を目指し、オリジナルアプリを使用し「快適・安全で清潔なトイレ」を検索・予約できる仕組みを展開するという。

アメリカでは公共トイレの数が少なく、衛生面や密室による安全性に大きな課題があ理、こうした現地事情を受け、グッド・トゥー・ゴーはサンフランシスコ市内のコーヒーショップチェーン店等との連携によりショップのトイレを改装し、システムを導入。

アプリを通して快適なトイレを予約、利用できる仕組みを構築し、展開中とのことだ。

アメリカの大手スーパー、飲食店チェーンや自治体からの問合せも増えており、また、快適なモバイルトイレの実証試験も同時に行っており、将来的には誰もが快適なトイレをアプリで呼べるサービスを目指していくとしている。