大和ハウス工業が、2020年7月24日~8月9日(東京オリンピック開催期間)に、東京本社・東京本店、城東支社に勤務する社員約3,000名(※1)が、一斉に在宅勤務やサテライト勤務を行う「2020年夏季スーパーテレワーク」を実施することを発表した。

今回の取り組みは、オリンピック開催期間中、東京23区内にある東京本社・東京本店(千代田区)、城東支社(江戸川区)の事業所を原則閉鎖し、在宅勤務を中心に、サテライトオフィスや東京23区外の自社施設を活用した勤務など、柔軟な働き方を実施するもの。

一部の競技が実施される埼玉県や千葉県、神奈川県に立地する事業所においても、テレワークや時差出勤等の実施を検討しているという。

また、交通需要マネジメント(TDM)への協力推進として、当期間中に交通への規制や混雑の影響が懸念されるエリアに位置する工事現場の休工や作業時間の短縮、資材搬入・搬出の調整も実施する。

さらに大和ハウスグループの大和リゾート株式会社が運営する、全国27カ所に展開しているリゾートホテル「DAIWA ROYAL HOTEL」を活用した「ワーケーション」(※2)を当期間に実施。

ワーケーション先進県といわれる和歌山県に立地する「Hotel & Resorts WAKAYAMA-MINABE」(和歌山県日高郡みなべ町)において、該当社員のうち約20名が「ワーケーション」の実証実験を行うとのことだ。

さらに同社は、東京都が推進する「冬のスムーズビズ実践期間~やってみよう!~」(期間:2020年1月14日~1月31日)にも参加。

東京本社・本店に勤務する社員全員が、「冬のスムーズビズ実践期間」に1日以上テレワークを試行し、「2020年夏季スーパーテレワーク」のスムーズな実施に向け、準備を進めていくとのことだ。

(※1)お客さま対応や緊急対応等に備え、一部社員は例外とする。
(※2)リゾート地などで休暇等をかねてリモートワークを行うこと。