DeNAが提供するタクシー配車アプリ「MOV(モブ)」と、パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、タクシー乗務員の新しい働き方を提案するプロジェクトを立ち上げたことを発表した。
本プロジェクトでは、MOVがタクシー乗務員向けに提供する「お客様探索ナビ」(AIにより効率的に利用者を探すことができるサービス)を活用し、短時間労働などの新しい働き方を「doda」主催のマッチングイベントや求人広告などを通じて提案する。
従来、タクシー乗務員は各個人の経験や知識をもとにいわゆる“流し”の営業走行をしていたため、収益に個人差が生じていたという。
そこで、「お客様探索ナビ」を活用することで、道に慣れない新人でもすぐに一定以上の収益を上げることが期待され、歩合制でも安心して就労することができ、また、効率よく収益が上げられることにより、短時間労働などタクシー乗務員の新しい働き方に繋がることが期待されるとしている。
さらに、dodaの長年培ってきた転職における知見やノウハウを活かし、今までタクシー乗務員の働き方に不安を感じてキャリアの選択肢に入れていなかった若年層に対しても、タクシー乗務員を1つの選択肢として考える機会を提供するとのことだ。