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三井住友海上、ドローンとAIを活用した水災時の損害調査を開始

三井住友海上火災保険は、2020年からドローンとAIを活用した水災時の新たな損害調査を開始することを発表した。

同損害調査では、被災後にドローンで上空から浸水地域を撮影し、地表の3Dモデルを作成するとともに、AIによる流体シミュレーション技術を有するアリスマー社がデータ解析することにより、迅速かつ正確に被災地域における浸水高の算定が可能となる。

これにより、従来のように一件一件立会調査を実施することなく、広域に被災された家屋の状況を正確に把握することができ、ユーザーへ迅速な保険金支払いが可能になるという。

今後同社は、さまざまなデジタル技術を組み合わせることにより、大規模自然災害が発生した場合にも、即時にユーザーへ保険金を支払いできる損害調査体制の確立に努めていくとしている。

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