野村證券、購買心理や小売価格動向に関する4指標を開発

野村證券は、経済産業省および独立行政法人経済産業研究所と共同で、民間企業が収集するビッグデータや各種政府統計等から、一般消費者の購買心理や小売価格動向についての示唆を与える指標(以下総称して「METI×NOMURA コンシューマーセンチメント・インデックス・シリーズ」)を開発した。

METI×NOMURA コンシューマーセンチメント・インデックス・シリーズは、同社の金融工学研究センターが持つデータサイエンスのノウハウと、経済産業研究所が有する経済解析に関する幅広い知見を併せることで開発。

民間企業が収集するPOSデータ(※)を用いることで、景気や経済環境についての示唆を与える消費動向を、より迅速に、より多面的に捉えることを目指しているという。

4つの指標群の概要と目的


※ Point Of Sale(ポイント・オブ・セール)の略。小売店舗の販売データを指し、販売された商品それぞれの日付、価格や個数等の情報が含まれる。

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