Baidu Japan、2019年訪日中国人の検索動向ランキング発表

中国人は日本の何が好き?? Baidu Japan、2019年訪日中国人の検索動向ランキング発表 - Baidu Japan(バイドゥ株式_ - www.baidu.jp

バイドゥが2019年訪日中国人の百度検索動向ランキングを発表した。同ランキングは、都道府県、観光地・名所、グルメ、アニメの4分野について、日本で百度検索を利用したユーザーの検索データを元に作成されている。

ランキングの主なトピックは以下の通り。

北海道が初の1位。東京・大阪だけでなく地方や大都市の周辺都市への拡大がみられる傾向に

2022年北京オリンピックを控え、中国では国策としてウィンタースポーツ人口の拡大に注力していることもあり、日本でのスキー体験への関心は高く、旅行記などでも多く紹介されていることが理由となっているようだ。

一方、大阪は昨年の1位から5位にランクを落としているが、「心斎橋」「梅田」など買物エリアの検索数は依然として多い結果に。

その他、「軽井沢」「伊豆」「川越」「横須賀」「横浜」などの東京から足を延ばせる観光地・都市の検索数の上昇も顕著に表れ、2019年は東京、大阪だけでなく、地方へ、周辺都市への拡大がみられる結果になったようだ。

観光地・名所検索ランキングでは、富士五湖の一つである河口湖が初の1位に。富士山は2年ぶりのランクインとなった。令和に元号が変わった2019年は、「皇居」への注目度も高く4位にランクイン。皇居内にある「二重橋」の検索も多かったようだ。

和牛が2年連続で上位ランクイン。うどんへの注目も高い

グルメ検索ランキングでは「うどん」が1位、「和牛」は2年連続上位ランクインの2位となった。「和牛」「黒毛和牛」といったワード以外にも、「神戸牛」「佐賀牛」「松坂牛」「仙台牛」「山形牛」といった個別のブランド牛も多く検索されており、検索ワードの粒度から関心度の高さがうかがえるという。

また、「みそ汁」は入れ替わりが激しいグルメランキングで3年連続のランクインになった。

さらに、日本が世界に誇る文化であるアニメの検索ランキングでは、太宰治や芥川龍之介といった文豪がキャラクター化され、作品名を冠した異能力を用いて戦うアクション漫画「文豪ストレイドッグス」が1位に。

同アニメは中国で今年4月に3rdシーズンのアニメ配信され再注目されたようである。少年ジャンプの代表マンガである「ナルト」「ONE PIECE」は昨年に続き人気作品で検索も多い結果となっている。

バイドゥは今後も「日本と中国の架け橋」として、様々なコンテンツを提供していくとしている。

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