野村総合研究所が、金融機関の利用者がスマートフォンを利用して24時間いつでも「投資信託口座の開設」「NISA口座の開設」「つみたてNISA購入」の申し込みができる、「Web投信口座開設サービス」の提供を開始した。

同サービスは、同社が提供する投資信託の窓販業務ソリューション「Bestway/JJ」のオプションとして、金融機関向けに提供。

また、横浜銀行が取り扱いを開始した「投資信託口座開設申込サービス」においても、導入される。

従来、投資信託口座やNISA口座を開設するためには、申し込み書類に本人確認書類やマイナンバーの番号確認書類等を添えて、金融機関に郵送するか店舗に持参する必要があった。

同サービスにより、口座開設の手続きがオンラインで完結するため、利用者の利便性が大幅に向上するという。

また、金融機関にとっては、口座開設審査等に要する業務の効率化と郵送費の削減が実現できるとのことだ。

同サービスは、顧客等のマイナンバーを管理する同社のサービス「e-BANGO」と連係しており、「投資信託口座の開設」「NISA口座の開設」「つみたてNISA購入」の申し込みを受け付けると同時に、利用者のマイナンバーの収集・登録・保管までを一気通貫かつ自動で行うことが可能。

さらにNRIセキュアテクノロジーズの情報セキュリティ運用監視サービス「FNCサービス」を利用しているため、セキュリティも確保されているとのことだ。