ビズリーチは、2020年2月3日を期日(予定)とする株式移転などの組織再編手法を用いたグループ経営体制への移行に向け、準備を開始したことを発表した。その一環として、グループ経営を支えるホールディングカンパニーの「ビジョナル株式会社」を新設する。

ビズリーチは、ビジョナルの完全子会社となり、主にHRテック事業やクラウド事業を担う。同時に、新設分割を用いて、株式会社ビズリーチ内の新規事業開発を担う組織であるインキュベーションカンパニーを「ビジョナル・インキュベーション株式会社」として分社化し、ビジョナルの完全子会社となるようだ。

今後同社は、グループ経営体制へ移行することで、グループ全体として、働き方や産業などビジネスの生産性向上を支えるさまざまな事業を創出し、事業領域を広げてく方針だ。この移行により、各事業への権限委譲やそれぞれの事業に適した組織や制度、リスク管理体制の構築を推進する。